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「7回挑んだ社労士試験。私が気づいた選択式という壁。」 | SRライフLabo

「7回挑んだ社労士試験。私が気づいた選択式という壁。」

社労士試験

社労士試験に、私は7回挑みました。

3回目の試験のとき、たしかな手応えがありました。択一式は余裕で合格点。「今年こそいける」と思っていました。

でも結果は不合格。選択式があと1点、届かなかったのです。

それからも毎年受け続けました。択一式はいつも合格点を超えているのに、選択式でまた1点足りない。基準点が下がる「救済措置」にもギリギリ引っかからない。そんな年が、何年も続きました。

悔しい。でも、あともう少しだから。その気持ちだけで受け続けた7年間でした。今回はその出発点として、私が一番苦しんだ「選択式」という壁について、正直に書いておきたいと思います。

なぜ「あと1点」が起き続けるのか――選択式の基準点という仕組み

選択式でつまずく人の多くが口にするのが、「総得点は足りているのに不合格だった」という言葉です。私自身が、まさにそうでした。

社労士試験の選択式は、科目ごとに「ここまでは取らないと不合格」という基準点(いわゆる足切り)が設けられています。ある1科目で大きく点を落とすと、ほかの科目がどれだけ高得点でも、それだけで不合格になってしまう。これが「総得点では十分なのに、たった1科目のたった1点で落ちる」という、選択式特有の苦しさの正体だと、私は受け続けながら理解しました。

難しい科目があった年には、その基準点を引き下げる「救済措置」が取られることがあります。私が何年も期待しては裏切られたのが、この救済でした。あと1点足りない科目があっても、救済が入れば合格できる。でも私の場合は、その救済のラインにもギリギリ届かない年が続いたのです。

つまり選択式は、「全体でよく取れているか」よりも、「苦手な1科目をどれだけ踏みとどまれるか」が問われる試験なのだと、私は痛感しました。

選択式は、最後まで「これだ」という答えにたどり着けない

選択式の難しさは、勉強すれば必ず解ける、というものではないところにあります。

似たような言葉が並ぶ選択肢を見て、最終的に2択までは絞れる。でも、どちらが正解かの決め手がない。そんな問題が、私の受けた年は毎年のように出てきました。

しかも社労士試験は勉強範囲がとにかく広い。労働基準法から年金まで、覚える量が膨大です。1つの分野に時間をかければ、別の分野の記憶が抜けていく。そのジレンマを抱えながら、私はずっと勉強を続けていました。

そして何度受けても、同じことを思いました。「こんなところ、そんなに勉強してないよ」という場所から出題される。

これが、私の感じた選択式の現実です。どれだけ準備しても、完全には防ぎきれない部分が残る。私は何年もかけて、それを身をもって実感しました。

選択式には、ある意味で運の要素がある

これは言い訳ではありません。合格した今だからこそ、正直に言えることです。

選択式については、私自身もいろいろな方法を試しました。一問一答を回したり、テキストを読み込み直したり。でも最後まで「これをやれば選択式は大丈夫」という決め手は、私には見つけられませんでした。

だからこそ、勉強法は人それぞれだと思っています。合格者のブログや体験談をいくつも読み比べて、自分に合いそうなやり方を少しずつ取り入れていく。私の場合は、それが一番現実的でした。誰か一人のやり方を鵜呑みにするより、複数の体験談から「自分に合う部分」を拾っていくほうが、結果的に遠回りが少なかったように感じています。

選択式で、唯一手応えを感じたこと

最後まで決め手は見つからなかった選択式ですが、それでも「これは少し効いたかもしれない」と感じたことが一つだけあります。

それは、複数の法律にまたがって登場する紛らわしい言葉を、できるだけ正確に覚えておくことです。社労士試験では、似た名前なのに根拠となる法律が違う給付や、同じ言葉なのに定義が微妙に異なる用語が数多く出てきます。こうした違いをあいまいにせず押さえておくと、2択で迷ったときに「こちらの言い回しはあの法律の表現だ」と気づける瞬間が、たまにあったのです。

それで選択式が安定したとまでは言えません。でも、わずかでも正答率を底上げできた実感はありました。この「法律をまたいだ言葉の違い」をどう覚えていったかは、次回以降の過去問の話の中で詳しくお伝えします。

一方で、択一式は努力に応えてくれた

選択式に振り回された7年間でしたが、択一式についてはまったく印象が違います。

択一式は、勉強量に正直に応えてくれました。やればやるほど点が安定し、合格点を割ることはほとんどなくなっていった。選択式の「あと1点」に泣かされながらも、択一式という土台があったからこそ、私は受け続けることができたのだと思います。

次回は、私が7回の挑戦を通じて「これが一番効いた」と確信している、択一式の具体的な勉強法をお伝えします。

※本記事は筆者個人の体験談です。試験制度や合格基準(科目ごとの基準点・救済措置など)は変更される場合がありますので、最新情報は社会保険労務士試験オフィシャルサイトなどの公式情報でご確認ください。

「私が使っていたテキスト過去問です。」

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